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本年のクリスマスは、
いかがお過ごしでしたでしょうか？

クリスマスになると、思い出す、
佑弦（ゆづる）の体験を、
紹介いたします。

〇子供の頃は、
　何気なく、過ごしていましたが、
〇今、思うと
　とても、不思議な？体験です。

佑弦（ゆづる）は、
子供の頃、一時期だけ、
とある街に住んでいました。

その街は、大そうな田舎でした。

地域の活動が盛んな街で、
子供会、青年部、婦人部、老人会、
消防団、隣組・・・
たくさんの活動がありました。

そこでは、毎年、クリスマスには、
子供会のクリスマスの集いがありました。

地域の活動が、盛んな割には、
公民館（自治会館）が、なく、

地域の人々が集まる時は、
必ず、お寺の本堂でした。

もちろん、クリスマスの集いも、
〇お寺の本堂でした。

畳敷きの部屋で、阿弥陀さまの前での、
クリスマスの集いです。

始めは、
〇和尚さんによる、
　クリスマスの講話でした。

阿弥陀さまの前で、
和尚さんによる、
クリスマスのお話を聞きます。

その後、
各登校班による、出し物をして、

〇クリスマスケーキを、本堂で食べます。
一人に一つずつ、
ショートケーキを渡されて、
阿弥陀さまに、見守られながら、
ケーキを食べます。

そして、最後は、
〇地元の老舗和菓子屋さんの、
　紅白まんじゅうを、
　一人に一組（紅白各一個ずつ）もらい、

解散でした。

子供の頃は、それが、普通でしたが、
今、思えば、何とも、不思議な体験です。
〇神仏融合と言うか
〇和洋折衷と言うか

今でも、あの街では、
こうしているのかなぁ？
と気になります。

ちなみに、あの街での、
お正月の恒例行事は、

〇各家庭が、地域の各家、全てに、
　新年のあいさつ周りをします。

もちろん、
元旦のお昼から夕方まで、
地域のみんなが、一斉に、
各家を訪問するので、

〇あいさつに訪れた家は、
　どの家も留守で、
〇各々が、道で会って、
〇新年のあいさつをするのですが、
〇なぜか？各家を訪問します。

不思議な街でした。

皆さま、
どうぞ、良い、お正月をお迎え下さい。