もちろん「昭和時代」の男女の役割といえば「男は仕事」「女は家を守る」だった
最近4月に突入して「新番組」のラッシュだ
そんな中、どうやら男女が逆転したような役柄のドラマが始まるらしい
つまり「男性が家事全般」を行い、女性が「仕事で成果を上げる」ストーリーらしい
そうなのだ、今や「家事ができる男性」は珍しくない
むしろ得意な人さえ居るし、掃除は苦手だが料理は得意みたいな方さえ居る
もちろん女性の中にはそういう方も居る
家事は苦手だが仕事は得意で、「お嫁さんが欲し〜い」的に思うこと
実は私もそう思ったことがある
養ってあげるから家事して〜的なこと
だが誰でもそうだが、仕事が全て順風満帆に進む人は少ない
誰だって時には失敗があるし、想定していた結果とは違うこともある
自分以外の誰かの失敗が全体責任的になることも多い
特に自分が役職にでもなっていたら「部下の責任を取る」のも上司の仕事だ
出世することはもちろん名誉なことだが、精神的な負担は大きくなる
そして多分女性が(男性も)出世し始めるのは基本的に30代以降だ
基本的に「一番元気な時」だ
だが人は年をとる
「仕事に生きる」という事は、基本的に「定年まで収入を得続ける」という事だ
体がキツくなってきたからパートやアルバイトに変更するという訳にはいかない
もちろん家事全般を行うことも当然「ラクな作業」ではない
共働きで結婚生活を送っていたのだから「嫌」というほど知っている
ただ重要なことは「家事の場合は(基本的に他人に)見られていないので、その気になれば手を抜ける」
もちろん仕事の場合だってその気になれば手を抜ける
例えば「営業に行きます」と嘘ついて会社を出て「パチンコに行く」とか「広い駐車場で昼寝をする」なんていうのは大昔からあることだ
ただ営業職というのは「売上を上げれば良い」職種だ
変な言い方だが例え1ヶ月に1時間の稼働でも大きな売上があればそれでいい
1ヶ月にたった1時間で1億円の売上があったとして、1ヶ月640時間働いたら640億円の売上があるかと言えば、そうとは限らない
私達が離婚調停をしている時に、夫が「そんなに働くのが嫌ならパートでもいいよ」といった
私の心がどれほど逆なでされたか理解できるだろうか?
私は一度も「仕事が嫌だ、働きたくない」なんて言ったことはなかった
だが子供が生まれて「もう少し自分の手で子供の面倒を見たかった」という思いはあった
当時は産前1ヶ月・産後2ヶ月しか産休がなかった
2度めの出産を終えると、毎日のように彼の母から電話が来て「仕事(派遣)決まった?お母さんは明日からでも良いからね」と言われた
それは私にとっては「とっとと働きに出ろや」と言われているようなものだった
私はまだ自分で子供の面倒を見たかったので「なかなか次の派遣先が見つからなくて」と嘘をついていた
働くのが嫌なんて思ったことはないが、私は彼の言葉を聞いて「分かり合えない」と知った
というか、自分の気持ちを説明してもこの人にはきっと理解できないと知った
そして更に「仕事が嫌ならパートでも良い」という言葉にため息しか出なかった
働きたくない訳ではなかったが「何が何でも絶対に働かせるつもりかい」と思った
自主的に働くのと無理やりなのとでは全く気持ちの持ちようが違う
個人的にはどちらかが仕事・どちらかが家事という分担が、そもそも違うのではないだろうか?と思う
そろそろ社会の仕組み自体を見直さなければならないのかもしれない
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