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占い師ブログ

友だちの結婚式

梨夢(リム)先生

2022/10/05 00:49

梨夢(リム)先生

私はもう友だちの結婚式に招待される年代ではなくなったが、若い頃にはそれなりに付き合いがあったので招待された
私達の年代は多くの女性が20代前半で結婚していたので、実は「ご祝儀」が結構きつかった

みなさんも経験があると思うが、基本的にご祝儀は「奇数」になるように包む
なので友人の場合は「3万円」が相場だ
この金額は、今よりもっと収入の男女格差が大きかった私達の時代には「とてもキツイ価格」だった

私達のとき、高校卒業して就職する人たちは「月給8万円」とか言ってた
尤も、学生から見た8万円は「とんでもなく大きな金額」だった
だがこれが大卒・短大卒となると結構金額が変わる
私達の当時は「月給15万円」程度だった
エリートならもっと大きな金額…倍以上どころか3倍・4倍とかもあり得たんだろうが…

だが一般庶民の収入なんて、大抵こんなものだ
特に私の大学を出た人達は、男性でも特殊な環境に就職する人が多かった
いわゆる「有名企業」や「エリート街道」とはかけ離れた世界だ
収入ではなく「将来の夢(なりたい職業・やりたい職業)」に掛ける人達が多かった

例えば「カメラマン助手」ではなく「雑用係から少しずつ昇格して10年近くかけてやっとカメラマンの助手になれる」的な…
私の先輩は、最初は「駐車場の車誘導係」だったらしい
真冬でも上着着用が許されず、外でひたすら訪問者の自動車誘導をさせられるのだと、よく愚痴を聞いた
旨いこと「映画撮影所」とかに就職できても「辞めずに続けられる人」はごく僅かなのだと言っていた

何故だか「昔の職業全般」に言えることだが、寿司職人や高級フレンチ料理人などでも、やたら修行期間が長く、しかも「意地悪しているかのような過酷な環境」で「見て覚えろ・職人技を見て盗め」的な感じで、まともに作業内容を教えてくれることさえないような感じだった

今よりずっと「若者の数」や「結婚する人の人数」が多かった時代に、結婚式のご祝儀は「とてつもなく大きな負担」だったが、そんな事言えるはずもなく…
特に都内では、基本的に「大学で上京し、都内で就職」が多いので、必然的に「一人暮らし」になる
自分の収入で生活しなければならなくなる
仕送りがあればこそ生活できていた人も、就職できたからと言って必ずしも「生活が楽」になるわけではない

空白の30年間とか言われて、新卒の初任給は殆ど上がって来なかったらしい
と考えれば、今どきの若い方たちも「ごく一部の富裕層」以外は結構苦しい生活なのかもしれない

結婚式となれば喜んでお祝いしたいのはやまやまだが、ご祝儀の負担はなかなか厳しい
その上女性は美容院にもお金がかかる
場合によっては衣装をレンタルすることもあるし、着物の場合は「成人式用の晴れ着」を再利用できるが髪をセットしなければならないし、使用後には「着物のクリーニング費用」も掛かる
或いは「新たなドレスの購入」が必要なケースも有るし、ドレスに合わせたアクセサリーも馬鹿にならない

円高で「食費どころか電気代やガソリン代まで値上げしている」というのに、これまでコロナで我慢していた人たちが一斉に挙式を上げるとなれば、出費はなかなか痛いものがあるのが正直なところだろう

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