
【奉納のご報告】弥生某日、三嶋大社にて
電話占いカリスでは13周年特別企画の第2弾として、2024年3月10日〜17日の期間、お客様より「あなたが成就させたい“想い”や“願い”」を募集し、神社へ届ける奉納キャンペーンを開催いたしました。
こうして13周年が迎えられますのは、ひとえに多くのお客様方の温かいご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
皆様よりいただきました”想い”や”願い”は担当者があおいくまくんと共に、格式ある三嶋大社へと奉納いたしましたので、その様子をご報告させていただきます。
三嶋大社(みしまたいしゃ)とは
静岡県三島市に位置する神社です。
三嶋大社は家門繁栄や商売繁盛、厄除けのご利益があると言われています。
ご祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)と積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)であり、この二柱の神様を総じて三嶋大明神(みしまだいみょうじん)と総称されています。
事代主神は別名、恵比寿様です!
恵比寿様と言われると、聞いたことのある方もたくさんいらっしゃるかと存じますが、七福神のひとりであり、大漁満足や商売繁盛などの開運運の神様です。
またこの季節は境内に満開の桜並木が見られると聞きまして、ぜひこのタイミングで参拝し美しい桜のお写真を皆様にお届けしたい…!という思いで、三嶋大社への参拝を決定いたしました。
これから三嶋大社参拝時の様子についてお話しさせていただきます。
あおいくまくんと共に三嶋大社で授かった良い運気を、皆様に少しでも感じていただけますと幸いです。
奉納の様子
参拝当日は春の心地よい風を感じながら、朗らかな気持ちで参拝できました。
駅からのアクセスは三島駅の南口から徒歩15分ほどで、街並みを楽しみつつ透き通るきれいな川沿いを歩いていくと、神社に着きます。
(三島駅で北口の改札をに出ると時間が倍ほどかかるのでご注意くださいませ…)
まずは鳥居の前で 一礼をし、石造りの大きな鳥居をくぐり境内へはいりました。

参道にあるこちらのご神木は、相生の松(あいおいのまつ)と呼ばれています。
赤松と黒松がひとつの同じ根っこから生えている縁起の良い松です。
またこの場所は、源頼朝が源氏再興を祈願するために参拝した際、側近の安達藤九郎が警護をしていた場所と伝えられています。

総門までの参道には神池(しんち)が左右に広がっています。
頼朝がこの池で、生き物を放って供養する放生会(ほうじょうえ)を行ったそうで、
現在もこの儀式が鰻放生大祭(うなぎ祭)という形で斎行されており、うなぎを神池に放流し殺生を戒める伝統が引き継がれています。
三島にはうなぎが食べれるお店も多く、観光で来られた方がたくさんお店に立ち寄っている様子でした。
豊かな神池の水源は、境内2箇所にある井戸から汲み上げているそうです。近隣の川もとてもきれいな透明なお水でした。
鯉が優雅に泳いでいる姿を見ているのは癒しの時間でした。

新地にかかっている橋の先には、厳島神社(いつくしまじんじゃ)があります。
弁天さんとしても親しまれている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。
家内繁栄・商売繁盛・安産・裁縫などの守護神として、広く信仰されているそうです。
池の真ん中にある神社なので、幻想的な雰囲気を醸し出しておりました。

神門までの参道の桜並木の美しさをご覧ください。(※参考画像…(>_<))
なんと八重桜、三島桜、枝垂れ桜など…約15種 200本もの桜が植えられているそうです。

※残念ながら、参拝当日はちょうど次に開花する桜が一部咲きのような状態でした。桜の種類によって開花時期が異なるようです…!
2月ごろには河津桜が美しく咲いていたそうです。
ソメイヨシノなど多くの代表的な桜は3月下旬〜4月上旬が見どころで、その後八重桜が咲くそうです。
桜の名所としても有名な場所なので、これから是非参拝に行く方は、我々が目にできなかった美しい桜並木を楽しんでいただきたいです…(;_;)!

こちらのご神木は、総門の手前の大楠です。
神秘的な雰囲気を放っており、凛々しくたたずんでおりました。

こちらは末社の祓戸神社です。
名前の通り、穢れを祓う浄化の御力がある神社で、本殿へ向かう前に心身ともに清らかに気持ちを整えました。
浦島神社とも呼ばれているそうで、水面に浮かんだような様子が厳かでありました。
瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)、早秋津姫神(やあきつひめのかみ)、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良姫神(はやさすらひめ)の四柱が御祭神です。
境内を出たようなちょっと探しづらいところにあるのでご注意です!

神池に囲まれた参道を歩んでまいりますと総門が見えてまいりました。
大きなしめ縄が目立ちますが、こちらは400Kgもあるそうです…!
初めて台湾のヒノキを使った、代表的な昭和の神社建築物だそうです。

総門をくぐり、再び桜に囲まれた参道を歩んでいくと、左手に矢田部盛治(やたべもりはる)の像がありました。
このお方について調べたところ、農民の願いを叶え私費で新田開発を行ったり、大地震で被災した社殿の再建を行ったり、人々の為に力を尽くした尊ぶべき方でございました。

源頼朝が三嶋大社の参拝の際に、腰掛けて休んだ石と伝えられることから、腰掛け石といわれるようになったそうです。
左に源頼朝、右に北条政子が腰かけて休息を得たと伝えられています。
ちょうどよいところに、座るのに適した石が2つあったというのが面白いなあと思いました。背もたれまである石なんてなかなか見つからない気がします…
あおいくまくんもこちらでひと休憩いたしました。

最初の総門を超えて暫くすると芸能殿が見えてきました。
堂々たる立ち姿に思わず気持ちが引き締まります。
こちらは元々は安政の東海大地震の復旧工事で旧総門として完成した建物だったそうです。
ですが、震災の影響で破損した際に一時移動して現在の総門が作られたため、戦後に芸能殿として再建されたそうです。
例祭の神賑行事や年間を通じ、様々な奉納芸能がこちらで行われます。
歴史の刻まれた芸能殿で行われる行事や奉納芸能は見ごたえがありそうです。

こちらは芭蕉句碑です。
紀行文集「おくのほそ道」で広く知られている松尾芭蕉が三島に訪れた際に詠んだとされる句が記されております。
「どむみりと あふちや雨の 花曇り」
「あふち」とは栴檀(せんだん)の木の事で当時の三島にはこの木が多くあったようです。
松尾芭蕉が三嶋明神に参詣した際に、雨空の中、栴檀の花の群を仰いで江戸に残してきた病床の妻の身を案じて詠まれたそうです。
三嶋大社内は木々に囲まれており、木々のざわめきを聞きながら、その当時の景色と松尾芭蕉の心痛に思いをはせました。

境内を進んでいくと立派な樹木が見えてまいりました!
こちらは国天然記念物指定でもある三嶋大社の金木犀です。
なんと、樹齢1200年と推定される巨木で、学名は薄黄木犀と言います。薄い黄色の可憐な花をつけ、甘い芳香が特徴です。
毎年9月上旬と下旬に2度満開を迎え、甘い香りが漂います。
花の時期になると、神社付近はもちろん、2里先までその芳香が届いたとの逸話もあります。
三嶋大社ではこちらの金木犀の香りのする「香り守」という御守りもあるそうです。
金木犀の甘い香りが開運へと導いてくれるようですよ。

こちらは若宮神社と見目神社です。
(上・若宮神社 下・見目神社)

こちらは御本殿です。
三嶋大社は本殿・幣殿・拝殿と、三つの建物が連なる複合社殿となっております。
こちらの鬼瓦はその高さが約4mとの事で、中々の迫力があります。
三嶋大社では貴重な文化財が多くありますが、御本殿は国指定重要文化財となっております。
総けやき素木造りとなっており、社殿彫刻は当代の名工である小沢半兵衛・小沢希道親子とその門弟のほか、後藤芳冶良によって掘られたそうです。
長い歴史のある三嶋大社にふさわしい厳かさなたたずまいです。

御本殿の前に建っているのは舞殿です。
こちらは三島市指定文化財に指定されています。
本殿と同様に、名工である小沢氏により彫刻が施されております。
こちらの4面に施された彫刻は「二十四孝」という、中国に伝わる親孝行のお話を題材にして彫られているそうです。
彫刻は上下3話ずつの2段になっているそうで、すべての面を合わせると計24話となっております。
細やかな技巧に驚きです!

【御祈祷のご報告】

三嶋大社にて、皆様よりいただきました“想い”や“願い”を奉納させていただきました。
三嶋大社のご祈祷では、祓いの儀から始まり、祈願の祝詞、鈴振りの儀、玉串拝礼といった流れで執り行われます。
神主様の祝詞に身を委ねながら、皆様の秘めた願いが叶い、幸せな未来と繋がりますように「心願成就」を祈願いたしました。
【御守り】

今回はキャンペーンにご参加いただきました皆さまの中より、抽選で10名様に、写真の御守りいずれかをプレゼントさせていただきます。
春の訪れを感じる桜色の「幸せ鈴御守」をはじめ、3種類の御守りをご用意いたしました。
可愛らしい桜のデザインの鈴となっており、三嶋大社の見事な桜並木を思わせる御守りです。
皆様の大切な想いと願いが実現しますように、電話占いカリス一同、全力で応援させていただきます。
【あおいくま】くん

今回も皆様を代表して祈願に向かった、カリス公認キャラクター「あおいくま」くん ʕ·ᴥ·ʔ
「あ」あせらない
「お」おこらない
「い」いばらない
「く」くさらない
「ま」まけない
「あおいくま」くんは、皆さまの幸せのお手伝いができるよう、色々な場所を訪れたいと思っております。
今回の奉納企画へのご意見やご感想、次回の祈願奉納キャンペーンに対するご要望がございましたら、下記リンクよりお送りください。
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13周年記念第2弾 ご祈願奉納キャンペーン:ご報告|電話占いカリス