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赤坂氷川神社とは

東京都港区に位置する神社です。
御祭神は、厄除開運の神様である「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」、その妻である「奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」、そして日本一の縁結びの神様として有名な「大己貴命(おおなむぢのみこと)」が祀られ、厄除、良縁、家内安全、商売繁盛など幅広い御利益があるとされます。

社殿は、8代将軍徳川吉宗の指示より建立され、災害や戦争を乗り越え、東京都指定有形文化財となっております。

あおいくまくんと共に赤坂氷川神社へ参拝し感じた魅力やパワーを、皆様にお届けできますと幸いです。

【奉納の様子】

ご祈祷に参りました7月7日『七夕』は、強い日差しが降り注ぎ、初夏を感じる一日でした。

参拝当日は、氷川坂に面する一の鳥居をくぐり、境内に入りました。
境内は、都心にいることを忘れてしまう程緑が豊かで、静謐な時間が流れる心地いい空間でした。

赤坂氷川神社の境内は、狛犬が多いことでも有名です。
なんと7対もの狛犬が鎮座しており、『狛犬の宝庫』と呼ばれております。

一の鳥居のそばで早速、一対の狛犬を見つけました。
口を開けた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)が立派なお姿で鎮座しておりました。
狛犬は、良くないものを遠ざける空想の生き物と言われます。

鳥居をくぐりまっすぐ進むと左側の小さな池に太鼓橋がかかっておりました。
緑の多い境内の中で真っ赤な色がが鮮やかに映えており、美しかったです。
たくさんの木々と岩に囲まれ、神秘的な空間に思わず深呼吸をしました。

太鼓橋とは、半円のようなアーチ状の橋のことを言います。
また、古くより橋は別世界との境目を意味していると言われ、太鼓橋は人間と神様の世界を分ける境目という意味を持っています。


階段を上ると二の鳥居がありました。

二の鳥居の手前には石灯籠(いしどうろう)がありました。
石灯籠は参道や楼門付近に多く配置されており、境内には７対奉納されていました。

石灯籠とは石で作られた灯篭で、仏教では火をともすことで邪気を払い、迷いをなくして導くものとされています。


また、階段の始まりと上がった先にも対の狛犬が鎮座していました。
ここまで見つけた狛犬に、それぞれ個性があり、ユニークな姿を一体一体じっくり見ていると時間があっという間に経ってしましました。。

↓こちらは二の鳥居の左手側にある包丁塚です。
包丁塚は、料理人が使わなくなった古い包丁を納め、その包丁に感謝するとともに、調理した動物や魚の魂を慰めるものとされています。
最近では、縁切りのご利益があるとも言われているそうです。

包丁塚のすぐ隣には、樹齢400年の大銀杏（いちょう）がありました。
長寿・厄除・再生・復縁の御利益があるとされている御神木です。
赤坂氷川神社が建立される頃には、すでに樹齢100年を超えていたと言われており、現在は推定樹齢が400年と言われています。
下から木の全体を見上げてみましたが、大迫力な大銀杏でした。

戦争時に、幹の部分が焼けてしまったようですが、現在も生き続け大地に力強く根を張る堂々さに圧倒されました。
幹の裏側へ回ってみると、焼けて空洞になった様子が残っていました。

二の鳥居を真っ直ぐ歩き、右側に曲がると、狛犬
がいて、その先に三の鳥居がありました。

1841年に奉納された鳥居を前にし、荘厳で力強いパワーを感じました。
ここからいよいよ御社殿が見えて来ます。