更新日:2023/12/30

【2024年版】神社の正しい参拝方法!意外と知らないお参りの作法で開運しよう

正しい神社の参拝方法

年末年始は初詣の時期

年末年始といえば初詣。

多くの方が近くの寺社仏閣にお参りされるのではないでしょうか。1年の締めくくりであったり、新年の幸せやお願いをする場所として、日本人の文化のひとつとして定着してきた初詣。

ただ、同じ初詣をするなら、「どうせなら最大限に開運効果を発揮したい!」と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

特に神社は神様がいる場所。1年のご報告や将来のお願いをするにあたって、気づかないうちにマナー違反やダメな作法をしてしまうのは避けたいところ……。

正しい参拝の知識を知っておくことで、正しくご利益も得られるはず。

今回はそんな初詣の参拝マナーについて、見ていきましょう!

初詣や参拝にはどんな効果がある?

まず、初詣はどんな目的や理由があって行われてきたのでしょうか?

正月はそもそも、ご先祖様の霊や年神様を家に迎えてお祀りする期間でした。その後、明治時代に鉄道が開通したことにより、遠方にもお参りに行けるようになったことから、現在のような初詣の文化が根づいていったと言われています。

1年の総決算としての意味合いはもちろん、新年にあたって身と心を清めたり、気持ちのリセット、また1年をがんばる原動力として今日でも多くの人が初詣におとずれています。

神社に参拝に行くだけで清らかな気持ちになり、運気が上げられるのはもちろん、「最近運が悪い」と感じる人ほど、神社参拝は効果的と言われています。

お願いごとがある時だけ参拝するのはだめ?

とはいえ、お願いごとや目的がある時だけ神社に参拝する=神頼みをするのはNGとされています。それはなぜなのでしょうか?

それは祀られている神様にとっても「自分勝手」に映ってしまうから。

日頃から神社に参拝し、神様に名前を覚えてもらいながら、日々の小さな幸せに感謝するのが本来のマナー。また同時にお賽銭やお供物、初穂料(昔は神社に新米をおさめていたことから、現代ではお参りやお守り、ご祈祷のお礼として神社におさめるお金のこと)をお供えすることが大切です。

困った時にだけ神様にお願いしても、本来その土地の神様は常日頃から私達を見守ってくれているというもの。神様に何かを一方的にお願いするのではなく、こちらからもそういった日頃の感謝の印を提供するのが重要と言えるでしょう。

参拝する神社を調べる方法

日本には現在、神社本庁に登録されている神社だけでも8万5000社以上あるとされており、小規模な神社を含めると10万社以上が存在するとされています。

では、そんな多数ある神社のなかで、どの神社にお参りをすればいいのでしょうか?

神社選びの方法として、把握しておきたいのが自分の「氏神」です。

「氏子」「氏神」とった言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「氏神」とはその土地に住む人々が信仰し、共同でお祀りしている神社のことを指します。そして「氏子」はそれをお祀りする人々のことを指しています。
日々、安心して生活できていることから、今住んでいる地域を守ってくれている氏神神社にお参りするのが基本ですが、出身地の氏神神社にも、帰省や人生の節目にお参りし、感謝を伝えるようにしましょう。

生まれ育った土地の氏神神社や今住んでいる土地の氏神神社は、全都道府県に設置されている神社庁が統括しているため、電話で問い合わせると正しい情報が得られます。

また、それぞれの神社のホームページに該当地域の名前が記載されている場合も、氏神神社に当てはまります。

最大限にご利益や開運を得られる正しい参拝の方法

それでは実際に初詣や参拝にあたって、ご利益、開運効果を最大限に得るためのマナーや作法を見ていきましょう。

@参道の歩き方


まずは神社の入り口とも言える参道の歩き方について見ていきましょう。

参道は私達が神社を訪れる際、必ず通る鳥居から本殿に至る道ですが、同時に神様の通り道であるともされています。まずは失礼のないように鳥居の前で一礼をかかさないようにしましょう。この際、心の中で「お邪魔します」と唱えるとベター。鳥居は神社の入り口であることからも、家に例えると玄関のようなもの。何も言わずに踏み込むのはやめておきましょう。

そして参道を歩く際に気をつけたいのが歩く位置。神様は参道の中央を通るとされています。人間が歩いて良いのはその両端。基本的には参道は左側通行で、神様の妨げにならないよう、横に広がって歩くのはNGです。

また、参道を歩いた先にあるのが「手水舎」。神社は神様が祀られていることから、「穢れ」を嫌うとされています。心を落ち着かせて左手、右手の順に清め、左手に水を溜めて口をすすぎ、最後に柄杓の持ち手立て、水を流すと持ち手を清めることができます。

Aお祈りの作法


参道を正しいマナーで歩き、手水舎で身も心も清めた後にお祈りを行います。お祈りは実際に神様に対面して、日々の感謝やお願い事を伝える場面ですので、細かなマナーにも気を配りたいところ。

本殿の階段の下で一礼し、階段を登った後にさらに一礼。その後、数歩進んで本殿に近づくようにしましょう。

その際、踏み出す足は左足から。また、お賽銭を入れる前に鈴を鳴らすのも忘れずに。鈴を鳴らすという行為は、神様を起こす、自分の存在に気づいてもらうという意味も込められています。

鈴を鳴らした後に一礼を行い、お賽銭を静かに投げ入れるようにしましょう。

お祈りの基本は「二礼二拍手一礼」です。
お願い事を伝えるのは「二拍」の後。しっかりと手を合わせ、心の中で神様への感謝の気持ちとともに伝えるようにしましょう。

お祈りを終えた後も、すぐに踵を返すのではなく、今度は右足から順に数歩後退りし、本殿を立ち去る際も感謝の気持ちを込めて一礼を欠かさないようにしましょう。

Bお賽銭のマナー


実際にお参りする時に欠かせないのが「お賽銭」。その時財布に入っている小銭をまとめて入れている人もいれば、毎回お賽銭として入れる金額を決めている人など、いろいろな人がいらっしゃるのではないでしょうか。
実際のところ、お賽銭には金額のルールが定められているわけではありません。お札はもちろん、硬貨でも大丈夫。毎回同じ金額を絶対に入れないといけない、というわけでもありません。無理のない金額をおさめるようにしましょう。

そもそもお賽銭は神様への感謝を表すお供え物。神様に願いを聞いてもらう変わりに、自分ができる範囲の誠意を示す意味合いが込められています。大切なのは金額ではなく神様に対する真心。日頃の感謝の気持ちも込めて、おさめるようにしましょう。より心を込めてお参りするためにも、金額は「5円=ご縁」のように語呂を意識しても問題ありません。

また近年ではキャッシュレス決済のお賽銭箱を設置する神社も増えています。真心さえこもっていれば、実際のお金でなくキャッシュレスであっても問題ありません。

Cおみくじの引き方


初詣で神社にお参りした後に、新年の運気を占うために「おみくじ」を引く方も多いのではないでしょうか。実は何気なく引いているおみくじにも、細かなマナーがたくさんあります。
まず、おみくじは必ずお参りをしてから引くように心がけましょう。
神様に何の報告もせず、おみくじだけを引きに来るのは神様に失礼にあたります。1年のうちにおみくじを引くタイミングに決まりやルールはありませんが、迷った時に引いたり、新年の祈りを込めて初詣のタイミングに引くとより良いでしょう。

ちなみに、おみくじの吉凶の順位は神社によってさまざまですが一般には「大吉>吉>中吉>小吉>末吉>末小吉>凶>大凶」の順とされています。

また、もし結果が悪かったからと言って、何度も引き直すのは実はNG。凶であったとしても、開運につながるアドバイスはしっかり書かれている場合が多いので、受け止めるようにしましょう。

また、おみくじは持ち帰っても大丈夫ですが、家で捨てるのは避けましょう。引いた神社に結びに行くか、お焚き上げの際に引き取ってもらいましょう。

D絵馬の書き方


さらなる開運効果や特別なお願いの時に書きたいのが「絵馬」。近年では可愛らしいデザインや、その神社特有のものが準備されている場合も多くあります。

絵馬を書く際に最も意識したいのは「願いを込めながら書くこと」「具体的に書くこと」

そして、絵馬を書く際は、まずは自分の名前や住んでいる地域を書くことが大切です。神様は年間を通して多くの人々の願いを聞いてくださっています。特に初詣の時期は多くの参拝客が訪れるため、自分の名前を書いておかないと、せっかく願い事を聞き入れてもらえたとしても、ご利益が他の人のもとにいってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、絵馬には願い事だけではなく、わかりやすい位置にはっきりと自分の名前と住所を書いておく必要があります。

また、願い事を書く際には具体的に書くことも重要です。特に恋愛に関するお願いは、出会いたい人の理想やイメージを具体的に書いたり、時期やシチュエーションなども合わせて書くとより効果的でしょう。

ただ、この際に気をつけておきたいのがプライバシーの問題。個人情報を守るためにも、住所を書いた箇所には上からシールを貼るなど、対策を講じても問題ありません。

NGな参拝やマナー

次に、初詣や参拝の際に絶対に避けたいNG行動についても見ていきましょう。

@失礼な態度(振る舞いとか穢れを落とさず等)


まず何よりも大切にしたいのは「神様を思う気持ち」です。神社にお参りする、初詣に行く際、いろいろなシチュエーションがあるかと思います。時に家族とのつき合いであったり、毎年の恒例行事になっていて、つい感謝の気持ちが薄れてしまうこともあるでしょう。

また、友人同士で初詣に行って、終始ふざけるのもNGです。神様の前で明るく楽しい感情になってはいけない、ということではありませんが、神前ではきちんと改まり、感謝と真心を持ってお参りするようにしましょう。

また、神社内に穢れを持ち込むのも避けましょう。参拝の前にはきちんと入浴し、身体の穢れを落とした後、手水舎でさらに丁寧に身を清めるなど、心身ともにスッキリとした気持ちで参拝するようにしてください。

Aお礼参りをしない


また、「お礼参り」をしないのも一般的にはNGとされています。私たちも誰かから頼みごとをされたのに、そのお礼がないと良い気持ちにはなりません。それと同じで、いつも願い事がある時にだけ訪れて、もしその願いや目標が達成されたとしても、神様に報告とお礼に訪れないというのは、礼節に欠ける部分があると言えるでしょう。

日頃から神様に対して日常の変化を報告し、その度にまた新しいお願いであったり、日々の安寧と平和をお祈りすることこそが、継続的なご利益につながっていきます。
お願いごとをしていなかったとしても、神様はその土地に住む人々や地域そのものをいつも守ってくれているものととらえ、常に感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。

お守りやお札の取り扱い

神社でいただける「お守り」「お札」。最初は大切にしていても、ふと気づいたらどこかにしまったままになっている……なんてこともあるのではないでしょうか。お守りとお札を正しく扱い、その効果を最大限に発揮できる方法を見ていきましょう。

@お守りはいくつ持ってもOK、ただし神様の分身ということを忘れずに


そもそもお守りやお札は複数持っていても大丈夫なのでしょうか?

「神様同士がケンカしてしまうのでは……」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にはいくつ所持していても問題ありません。

ただし、特にお守りは本来「神様の分身」であることを忘れてはいけません。お守りには神様の分霊が込められていてその効力を発揮してくださっているからこそ、効果があるのです。
お守りを持ち帰るということは神様を家にお連れすることと同義と言えます。振り回したりですとか、粗末に扱うのはもちろんNG。持ち帰る際もポケットなどにそのまましまうのではなく、包みに入れてカバンの中に入れたり、心臓に近い胸ポケットに入れて持ち帰ると、より丁寧であると言えるでしょう。

また、神様によって願い事の得意分野は異なります。恋愛運は〇〇神社、仕事運は△△神社……のようにより専門的な神様からお守りをいただくのも、効果的と言えるでしょう。

Aお守りの返し方


お守りやお札を粗末に扱ってはNGということをお伝えしてきましたが、実際にお悩みとして多いのが、「お守り・お札をどう返せばいいのか」です。

基本的にはそのお守りやお札をいただいた神社にお礼参りとともにお返しに行くように心がけましょう。

お願いをするだけでなく、お守りやお札をいただくことでその後を見守ってもらいながら、願いが叶った際にお礼と報告に行く、までを1セットとして認識しましょう。

また、お礼参りの際には報告だけではなく、それを踏まえて今後どうしていきたいのか、これから自分がどうありたいのかを伝えることで、神様はその後も見守ってくださるはず。
自分自身の目標設定や将来のビジョンを明確にする上でも、習慣づけておきましょう。

また、お守りやお札には有効期限はありません。一般的には初詣の際に前年にいただいたお守りやお札を返しに行くケースが多いですが、期限を決めずにその都度お礼参りに行くのでも構いません。

初詣や日頃の参拝で開運!

いかがだったでしょうか。

何気なく行っている初詣や参拝にも細かなマナーや決まりがたくさん存在します。
ただ、それらの決められたルールももちろん大切ですが、何よりも重要なのは神様に対する「感謝の気持ち」です。

日頃から私たちの暮らしを見守ってくださっている神様に感謝の気持ちを伝えることは、その土地に住む上でとても大切なことなのかもしれません。
神仏と触れ合うことは、気持ちもスッキリとするだけでなく、また新しい1年をがんばろうという活力も湧いてきます。
それと同時に自分自身が今何を望んでいるのか、これからどうありたいのかを見つめ直すきっかけも得られるというもの。

ぜひ初詣だけではなく、人生の節目や迷った時に神社を訪れて、神様と、そして自分自身と向き合う時間を作ってくださいね。

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この記事の要点は?

神社参拝の基本作法
鳥居の前で一礼、参道は左側通行で真ん中は避けましょう。手水舎で清めた後に、本殿の階段前で一礼、左足から本殿へ近づき、鈴を鳴らし、一礼しお賽銭を入れましょう。そのあとに「二礼二拍手一礼」二拍手の後にお願い事をし、右足から順に後ずさりし、本殿から立ち去りましょう。
お守りは複数持っていてもいい?
基本的にいくつ所持していても問題ありません。しかし、お守りは「神様の分身」であるため粗末に扱わないように気を付けましょう。
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