よく言うセリフではあるが「当たって砕けたい人」なんて居ない
むしろ「当たって砕けるくらいなら、現状維持した方がいい」と思う人の方が圧倒的に多い
「当たって砕けろ」という言葉は「砕ける覚悟がある」人にしか言えない言葉だ
それと同時に、それを言っている本人も「当たればきっと行ける筈」と思っていて「背中を押している」可能性もある
しかも「絶対砕ける」と思っている人ではなく「うまくいく可能性がある」と思っている場合でなければ普通言えない
だが本人は「振られる」という結論が出てしまうより「現状維持(可能性がある状態)」を望んでしまう
他人は簡単に「当たって砕けろ」という
だが大抵の人は他人に対して結構無責任だ
振られても慰めてあげるよ〜的な
「え〜、絶対行けると思ってた〜」的な
それは「早く結論を出せば、いずれにしても自分の進む方向が見える」という意味なのかも知れないが、本人はもっと深刻だ
振られたら諦めるしかないし、上手くいくならハッピーだ
でもそう思える人って案外少ないものだ
「駄目ならどうしよう」という気持ちが先行する
では「どういう状態」なら可能性があるかもと思えるのだろう
中にはちょっと微笑んだだけで「この人は自分に好意を持っている」と思いこむ人も居るので厄介だ
特に若い女性だと「勘違いされたことがある経験」をしたことがある人も居るのでは?
ただの社交辞令以外の何物でもないのに、勝手に「自分に気がある」と思われる的な…
いい迷惑だ
これはある匿名掲示板で見たことなので本当かどうかは分からないが「付き合ってやってもいいよ」的に言われて腹が立ったとか…
だが人間誰でも「自分に都合がいいように考えたい」気持ちを持っている
ときには勘違いもあるかもしれない
学生時代、好きな人と目があっただけで嬉しかった記憶が私にもある
もっと極端なこと言えば、その人の好きな色をたまたま聞いただけで幸せな気分になり、自分もその色が好きになったり…
そういえば私、気づけばちゃんと告白されて付き合ったことが無かったかもしれない
いつも「気づけば付き合っていた」という感じだ
終わりはいつもハッキリしていたように思うが、始まりは曖昧なことのほうが多かった
というか、そもそも私は好き嫌いがハッキリしているので、告白とかされていたら「嫌に決まってるじゃん「私のはそういう好きじゃない」」とか言っていたかもしれない
そもそも私が恋愛感情を持っていたら自分から告白していたと思うので、そうでないってことは「最初は恋愛感情なんて無かった」のだろう
少女漫画にどっぷり嵌っていた私は、私が好きな人以外は全員「その他大勢」だった
好きとか嫌いとか判断の必要もない「その他大勢」だった
性別が男というだけの人間
父とか祖父とか弟とか、そもそも恋愛感情を持つはずがない「男」という性別なだけの人間
私の場合は「好きな人」以外は全員「その他大勢の中のひとり」という認識でしか無かった
そして実は私のところに来てくれる相談者にも「そういう(好き嫌いがハッキリしている)人が多い」と最近特に思っている
類は友を呼ぶのか?
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