時々「融通がきかなくて、オレサマ的で、少し男尊女卑気味な男性」のことを「昭和の男」的な言い方をする
でも気づいてみれば私は「昭和の女」だ
なんか「演歌のタイトル」みたいだ…
改めて聞いてみると「古臭い」感じがする
多分今どきの人達からすると本心で「古臭く」て「虐げられていた」的なイメージがひょっとしたらあるかもしれない
実際「企業内で上を目指す人」の間では、今のように「女性管理職を○%以上」とか「女性政治家を増やす」とかがあったわけではなく、しかも「お茶くみは女性がするのが当たり前」的な空気の中で雑用やらされてた「上昇志向が強い女性」たちは本当に苦労したことだと思うが、元々「腰掛け気分」で働いてた女性にとってはむしろ居心地良かったかもしれない
昭和の女達、そして平成の女達が苦労しながら少しずつ「社内での女性の立ち位置」を確保してきたのだが、近年の若い子達(平成後期の女性)は「専業主婦希望者」が増えているらしい
それって「増えている」が正しい言い方だろうか?
「働きたいのに働けない女性」にスポットが当てられていた期間が長いから、勝手に女性は働きたがっているという風潮に思っていただけで、実際は今も昔も「結婚したら専業主婦になりたい」比率に変わりはないのかもしれない
また昭和の男性は、自営業でもない限りは「女性を働かせることは自分のメンツが立たない」的な自分の見栄みたいなものがあったのと、女性が働きに出た先での浮気…を心配する的なものもあったようだ
何にしても女性は「寿退社」が普通で、社則で「結婚したら退職すること」が記載されていた企業さえあるのを、今どきの人たちには信じられないかもしれない
でも私が派遣で行った企業の中にはそういう会社さえ本当にあった
寿退社する人が大多数だったとは言え、社則で「結婚したら退職しなければならない」と明記することなんて、多分今はできない
そういうのを乗り越え、「それはオカシイ」と声を上げ、戦った人たちが確かに存在する
場合によっては会社側が自ら規約改定してくれた企業もあっただろうが、殆どが「昭和時代のおじさんたち」で占めている上層部が「会社には不利かも」という新しい規約を受け入れるのは、なかなか大変だっただろうと思う
時代の変化だけでは納得できなかった人もきっと居ただろう
また当時は「入社した会社で一生を過ごす」ことが普通に当たり前でもあった時代で「寿退社したら、これまで積み上げてきたキャリアが全て失われる」も同然だった
だから昔のドラマでは「海外転勤になる彼についていって結婚する」or「独身のまま仕事を続ける」の選択に迫られる場面もよくあった
今の人達は「好きな人生を選びやすい」面はあるのかもしれないが、若い男性一人の稼ぎでは一家の家計を稼ぎきれない事も相まって、男性だが家事全般出来る人が増えたことも相まって、結婚したがらない男性が増えている傾向もあるようだ
そんな中「専業主婦思考の女性が増えている」というのは、生きる難しさを感じてしまう
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