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出雲大社（いずもおおやしろ）とは

島根県出雲市に位置する神社です。
「縁結びの神様」、「福の神」として名高く、古くから信仰を集めている神社です。

出雲大社の主祭神は、だいこくさまの愛称で親しまれている大国主大神（オオクニヌシノオオカミ）が主祭神です。
大国主大神は、日本の神話としてよく知られる因幡の白兎でウサギを助けた心優しき神様です。
そして大国主大神には恋愛の伝説もあり、大変女性から人気があったため絶世の美女に選ばれたり、多くの奥さんがいて子宝にも恵まれ子孫を多く残したそうです。
そのため恋愛や人間関係のみならず、あらゆるもののご縁を結ぶ神社と言われ親しまれています。

また、10月は神無月と呼ばれますが、出雲地域のみ神在月（かみありづき）とよばれており、全国津々浦々の神様が出雲に集まってくると言われています。
神様が出雲に集まる理由については諸説あり、明確に理由が記されているものはないのですが、古事記に書かれた内容に基づき、出雲は神様が集まり神在祭を行う場所だと古くから伝えられているようです。

これから出雲大社参拝時の様子についてお話しさせていただきます。
あおいくまくんと共に出雲大社へ参拝し感じた魅力やパワーを、皆様にお届けできますと幸いです。

奉納の様子

参拝当日は暑いと感じるほど春の日差しが強く、快晴の一日でした。

出雲大社までの道のりには4つの鳥居があり、
・一の鳥居は、宇迦橋（うがばし）の大鳥居
・二の鳥居は、勢溜（せいだまり）の大鳥居
・三の鳥居は、松の参道の鳥居
・四の鳥居は、銅の鳥居
と呼ばれます。

一の鳥居宇迦橋の大鳥居は只今工事中となっていましたが、想像以上の大きさで存在感に圧倒されました。
白色のコンクリート製の鳥居が、参拝当日の青い空に映えていて美しかったです。
出雲大社門前町の神門通りの入り口に位置しており、大正天皇の即位と神門通りの開通を記念しつくられたそうです。

↑こちらは二の鳥居勢溜の大鳥居で、別名正門（せいもん）とも言われています。勢溜とは、「勢いよく人々が集まり溜まる場所」という意味を含んでいるようです。
以前の勢溜の大鳥居は木造でありましたが、耐久性の高い金属製へと2018年に新たに建て替えられています。
勢溜の大鳥居をくぐった先は、全国的にも珍しい下り参道となっていて、下り坂を歩いていきました。
下った後に後ろを振り返ると、かなりの高低差が見られ、こんなに急な坂になっていたんだなあと驚きました。

勢溜の大鳥居をくぐって、参道の右側には祓社（はらいのやしろ）があります。
小さなお社ですが、祓社に祀られている神様は神主さんがお祓いを行うときに呼び出す神様がすべてお祀りされているそうです！
祓社ではお祓いを受けるような効果が得られ、全ての罪や穢れを払ってくれるそうです。
境内に入る前にここでしっかりと祓い清めていただきました。

祓社からさらに参道を進んでいくと右手に、浄（きよめ）の池がありました。
季節によっては、紫陽花や蓮の花が見られるそうです。
緑に囲まれとても静かな空間で、水面に輝く光を見ていると心が安らぎました。
池の近くには双眼鏡をもっているうさぎさんと、カメラを持っているうさぎさんがいました。
池にやってくる水鳥をバードウォッチングしているのかもしれません・・・